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就職祝いの金額の相場は?熨斗・ご祝儀袋のマナーとプレゼントの例

2020 4/05
就職祝いの金額の相場は?熨斗・ご祝儀袋のマナーとプレゼントの例

就職祝いを贈る際に、もし相手が家族や友人だったら形式にこだわらず通常のプレゼントと同じように手渡すかもしれませんよね。でも、就職祝いも立派なお祝い、大人の仲間入りをするわけですから、贈る側もきちんとした形で渡してあげてはいかがでしょうか。

また、贈る側の自分自身も正しい就職祝いの贈り方について、ちゃんとした知識を身につけておくことは決してマイナスになることはありませんよね。いざというとき、恥をかかないで済みますよ。

それでは、就職祝いの熨斗・ご祝儀袋のマナーについて、詳しくご紹介していきましょう。

就職祝いを渡す時期

就職祝いを渡すタイミング、いつが適切なのでしょうか。もちろん就職が決まったことを知った後になりますが、お祝いする気持ちをしっかりと伝えるためにも、知らせを受けたらできるだけ早く贈るのがおすすめです。

両親や祖父母など、一緒に生活している家族なら、まさに今日社会人になるという入社式にお祝いを渡すことも可能ですが、当日や前日などバタバタして落ち着かない時に渡すのは、やはり避けた方がいいかもしれません。

ですから入社が決まってから入社式までの間で、まだ気持ちに余裕がある時に渡すのがいいでしょう。家族以外の親戚や知人などでは、就職が決まったことを知るのが遅くなる場合もあると思います。そういった場合、入社式までにお祝いを渡すことができないかもしれませんが、なるべく入社式後1ヶ月以内に渡すようにしましょう。

[kjk_balloon id=”1″]就職祝いは直接会って渡すのが望ましいのですが、どうしても都合がつかなければ本人宛に送っても。その際は、お祝いの金品だけでなくお祝いのメッセージも必ず添えるようにします。[/kjk_balloon]

就職祝いの金額の目安

結婚式のお祝いなど、比較的贈ることが多いお祝いについては金額の目安も分かりやすいですよね。周囲に聞いてもだいたいの金額を教えてくれるし、年代別にどのくらい包めばいいのかなど、簡単に調べることもできます。

それに比べ、就職祝いとなると目安はよく分からない・・・。就職祝いは身内が贈ることが多いので、自分の時にはいくらもらったかなどを参考にするし、「基準」なんてあるの?と思うかもしれません。

でもそれではもらったことがない人は、包む金額・選ぶ品物に困ってしまいますよね。また、もし身内以外に贈る場合、自分の常識が他の人の非常識になる可能性もあり、それも困るでしょう。就職祝いにも、ちゃんと金額の目安があります。ご紹介しますので、参考にしてみてください。

自分の子ども30,000~50,000円
自分の孫30,000~50,000円
兄弟、姉妹10,000~30,000円
甥、姪10,000~30,000円
その他親戚5,000~10,000円
友人、知人55,000~10,000円

それぞれの家庭によってこれ以上の予算であったり、これよりも少ない場合もあるでしょう。祖父母の場合は、両親よりも孫にお金をかけることも多いので、100,000円くらいはずむこともあるかもしれませんよね。

就職祝いは本来身内が贈るものなので、遠い親戚や友人、知人の場合はあまり高額にならないようにした方がよさそうです。お祝いの気持ちを表したいから、と奮発しても、かえって相手に気を使わせてしまうこともありますから、相場の金額を参考にしてください。

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就職祝いの熨斗・ご祝儀袋の書き方

就職祝いに渡すお金や品物は、両親や同居の祖父母など近しい間柄なら熨斗やご祝儀袋は不要かもしれません。しかし、子供や孫であっても社会人となることに敬意を表し、正式な形でお祝いを贈りたいと思う人もいるでしょう。

普段あまり付き合いのない親戚や、家同士の付き合いのある知人などから就職祝いを贈るなら、やはり熨斗やご祝儀袋の書き方を覚えておいた方が良いですね。

就職祝いの熨斗・ご祝儀袋の書き方について見ていきましょう。

表書きの書き方

就職祝いに現金を贈る場合はご祝儀袋に入れ、商品券や品物を贈る場合には熨斗をかけます。それらに書く表書きは、どのような目的で贈るものなのか、そして誰が贈るものなのかを表します。

熨斗(のし)というと、贈り物にかけられる「用紙」だと思っている人も多いと思いますが、実は熨斗自体はその用紙の右上にある飾りのことで、熨斗がつき水引が掛けられている用紙を「熨斗紙(のしがみ)」と呼んでいます。

お中元やお歳暮などに掛けられる熨斗紙は、熨斗も水引も印刷されたものが多いですが、本来なら熨斗・水引は用紙に添えるものです。熨斗紙ではなくご祝儀袋の場合は、水引は印刷ではなく、袋に掛ける形になっているものもあります。

ご祝儀袋は入れる金額によって使い分けることが一般的で、少なければ熨斗も水引も印刷された安価なものを使い、多くなるほど高価で見栄えのするものを使います。

熨斗紙・ご祝儀袋に書く文字は、水引を境にして上段の表書きと、下段の名前に分かれます。書き方について、もう少し詳しく見ていきましょう。

上段の書き方

ここには表書きを書きます。表書きは贈る目的を書くので、就職祝いならそれにふさわしい文言にしますが、「祝御就職」「御就職御祝」「御祝」などが一般的です。

書く位置は水引の結び目上部中央にし、文字を崩さず楷書で書きます。文字が水引や熨斗にかからないように注意しましょう。本来は毛筆で書くのが礼儀で、薄れたりかすれたりしないように、黒く濃くはっきりとした文字にします。毛筆は馴染みがなくうまく書けないのであれば、筆ペンやサインペンでも構いません。

下段の書き方

水引から下の部分には名前を書きますが、これはご祝儀を贈る人の名前であり、受け取る人の名前ではありませんからご注意を。名前は苗字だけでなくフルネームで、表書きの文字よりも気持ち小さめに書きます。複数人でまとめて一つのお祝いを贈る場合なら、連名にしますが右が上位となり、年齢順に右から書いていきます。

夫婦などの場合は、男性が右で女性は左になります。同級生など、順位がない関係なら五十音順で書きましょう。ただし、人数が多ければすべての名前を書かかず、多くても3名までにしておきます。4名以上なら、代表者の名前を下段に書き、その左側に「他一同」や「○○一同」などと書き、内封筒に全員の名前を書いておきます。

水引の種類

水引は結び目の形によって3種類、「蝶結び」「あわび結び」「結びきり」があり、色も紅白・金銀・黒白・黄白などがありますが、色は慶事と弔事で使い分けています。慶事には紅白と金銀が使われますが、金銀は結婚式や長寿祝いに用いられるもので、就職祝いには紅白5本の水引を使います。

3種類の結び目について、詳しく見ていきましょう。

蝶結び(花結び)

ひもを結ぶときにも蝶結びをすることがありますが、この結び方だとすぐにほどくことができ、何度も結び直すことができますよね。水引を蝶結びにする意味は、「何度あっても喜ばしい」ことである、何度あっても良いお祝いということになります。また、蝶結びは「花結び」とも呼ばれています。

あわび結び(あわじ結び)

あわび結びとは、結び目が貝のアワビに見えることから名前が付きました。「あわじ結び」とも呼ばれることがありますが、関東と関西では使い方が少し違っています。

関東では、一度きりのお祝いのシーンに使う「結びきり」と同じように、結婚のお祝いや快気祝いに使います。しかし、関西ではそれ以外に七五三、卒入学祝い、そして就職祝いなどにも使われています。

関東では就職祝いの水引といえば蝶結びが一般的ですが、関西では一見結びきりのようにも見えるあわび結びも使うことがある、ということですね。また、あわび結びは、お祝い事の慶事だけでなく弔事にも使われます。

結びきり(真結び)

結びきりは一度結んだら解けない、固く結ばれていることを表しており、「真結び」とも呼ばれています。一度きりで二度と繰り返さないように、と願いを込め、婚礼関係や病気やけがのお見舞い、全快祝い、災害見舞いなどに使用されます。

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就職祝いに何を贈ればいい?

新社会人になる本人が「現金で」と希望することもあるかもしれません。また、どんなものが必要なのか分からなかったり、普段あまり顔を合わせることがないなら、好みも分からないからと現金を贈る場合もあるでしょう。

しかし、中には「現金はちょっと…」なんて思うこともあるはず。
特に、友人や知人からお祝いとして現金を贈るのは少しためらってしまいますよね。

現金以外の場合ではどんなものを選んだらいいのか、就職祝いの贈り物としてふさわしいものを挙げてみましょう。

子どもや孫

子どもや孫に対しては、お祝いを現金にすることも多いですが、品物を選んで贈るのなら、仕事で必要になるもので本人が買うにはちょっと高価で上質なものがおすすめです。

腕時計、財布、定期入れ、キーケース、バッグ、ネクタイ、万年筆、タブレット端末などが人気のアイテムですが、本人の仕事に関係ないものや必要ないものを贈っても無駄になりますよね。あらかじめどんなものが必要なのか、欲しいのか、聞いてからプレゼントした方がいいかもしれません。

甥や姪

叔父や叔母にあたる人が甥や姪に贈る場合、基本的に子どもや孫に贈る場合と同様で構わないのですが、予算は親や祖父母がお祝いするよりも少なくなります。万年筆や高級ボールペン、定期入れ、名刺入れ、ネクタイ、アクセサリーなどが人気です。

甥や姪に対して、なにを選んだらいいのか分からないと迷ったときは現金で贈ってもいいのですが、「必要なものを買う足しにしてね」と一言添えれば、品物を贈る代わりになります。

友人、知人

友人や知人に贈るのなら、現金で渡すことは避ける方がいいでしょう。友人や知人なら、日頃から付き合いがあるので、相手の好みも分かると思います。可愛いキャラクターが好きなら、そんなキャラクターの入ったグッズを贈りたくなるかもしれませんが、仕事で使うものを贈るのなら就職祝いに選ぶことは避けた方がいいでしょう。

社会人にふさわしいもの、シンプルなデザインのものを選ぶようにします。ボールペンや名刺入れ、定期入れ、ハンカチなどのほか、ランチボックスや折り畳み傘、目覚まし時計なども人気です。目覚まし時計を贈るのなら、会社で使うわけではないので好きなデザイン・キャラクターを選んでもOKでしょう。

彼氏、彼女

彼氏や彼女に贈る場合、もしかしたら相手の親や身内よりも欲しいものを知っているかもしれませんよね。好みも分かるし、その時に欲しがっているものも分かるかもしれませんが、やはりビジネスシーンに必要なものを選ぶのが一般的です。

彼氏に贈るのなら、名刺入れやキーケースの他に、ネクタイやネクタイピン、ベルトなどを選んであげましょう。彼女には、バッグや手帳、アクセサリー、化粧品などもおすすめです。

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まとめ

就職祝いに贈る金品には、熨斗やご祝儀袋を用います。身内のお祝いなので堅苦しいと感じる人もいるかもしれませんが、大人の仲間入りをする新社会人に敬意を表する意味で、正式な形の就職祝いを贈ってはいかがでしょうか。

お祝いの金額は相場を参考に、現金や商品券だけでなく品物を贈る際にも熨斗・ご祝儀袋は就職祝いにふさわしいものを選び、表書きを正しく書きましょう。

水引は就職祝いの場合、関東と関西で異なることもあります。関東では紅白5本で蝶結びの水引を、関西なら同じく紅白5本で蝶結びか、あわび結びを用います。贈る相手によってどちらかを選びますが、分からない場合は蝶結びを選べば間違いないでしょう。