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就職祝いのお返しのマナー

2020 3/09

学校を卒業し晴れて社会人に!就職が決まりホッとしていると、親しくしている親族や恩師などから就職祝いをいただくことも多いものです。入学祝いなどをいただいた時は、自分ではなく親がお返しをしてくれたはず、でも社会人になったのだから就職祝いのお返しは自分でやらなくてはいけませんよね。

社会人として、そういうこともしっかりとできるようになりました!と証明できる機会でもあるから、きちんとお返ししなければ!就職祝いのお返しにはどんなマナーがあるのか、さっそく見ていきましょう。

就職祝いをもらったら

就職祝いは、自分よりも年上の人、目上の人からいただくものであることが多く、身内のお祝いでもあり基本的にはお返しが必要ないといわれています。でも、いただいたことへの感謝を伝えるのが一般的、というよりも常識ですね。では、就職祝いをもらったときはどうすればいいのでしょうか。

お礼のあいさつをする

就職祝いをもらい感謝の気持ちを伝えるには、まずお礼のあいさつをしましょう。もらったらなるべく早く、遅くても2日~3日のうちに電話をかけるか、お礼状を書いて郵送で送ります。

今の時代、直接電話したり手紙を書くよりもメールやLINEの方が慣れているし簡単!と思うかもしれませんが、特に親しい身内以外の人に対しては、失礼にあたることもあります。面倒だと思わずに、礼儀として電話かお礼状を!

就職祝いのお返しはどうする?

就職祝いのお返し、基本的には電話かお礼状でお礼のあいさつをすればOKなのですが、お祝いを贈ってくれた相手との関係によっては、お返しとして贈り物をするのがおすすめです。

お返しを贈る時期

お祝いをもらったときに、電話やお礼状でお礼を伝えるのはなるべく早い方が良いのですが、お返しとして贈り物を届けるのなら、あまり急がない方が良いようです。

なぜなら、社会人になったとはいえまだ収入がない時期に、贈り物を用意させお金を使わせてしまったと、相手に気を使わせたり心配させたりする可能性があるからです。

それではいつがいいのかというと、初めてのお給料、初任給が出た後や初めてのボーナスが支給された後がおすすめになります。その時期に贈り物をすることで、受け取る側も仕事を頑張っているんだなと喜んでくれるでしょうし、初任給や初ボーナスで買ったものということで、特別な意味のある贈り物になることでしょう。

お返しの送りかた

贈る相手が両親や親しい間柄であるなら、普通に包装紙をかけてもらってそのまま送ってもいいのですが、就職祝いのお返しとして正式に送りたいのなら、のし紙をかけて表書きもきちんと書きましょう。

のし紙は、紅白の蝶結びがついたものを使い、表書きは「御礼」や「内祝」と書きます。のし紙には「蝶結び」と「結び切り」があり、色が紅白の場合の蝶結びは何度繰り返しても良いお祝い事に用います。結び切りも紅白ならおめでたいお祝いに使用するのですが、一度だけであって欲しいという意味があるので、結婚祝いやお見舞い、快気祝いなどに用います。

就職祝いのお返しの場合は、結びきりではなく蝶結び。間違えないようにしましょう。

お返しの相場

就職祝いのお返しにも相場があります。目安としては、就職祝いとしていただいた価格の3分の1程度で、あまり高額にならないようにします。社会人1年生のお給料がどのくらいなのか、相手の人もだいたい想像がつくもの。無理して高いものを買わせしまったと思わせないように、高すぎるものは避けましょう。

お祝いとしてもらったものが高額だった場合、無理に3分の1の金額を目安にしなくてもいいでしょう。高くても10,000円程度を目安にするのがおすすめです。相手は高額なお返しを期待しているのではなく、社会人として頑張っているという報告を受けるのが嬉しいものです。たとえ高価なものではなくても、喜んでお返しを受け取ってくれるでしょう。

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お返しにどんな品物を選べばいい?

高額でなくてもよい、とはいっても、どんな品物をお返しに選んだらいいのか迷うかもしれませんよね。相手にふさわしい品物を送りたいものですが、誰にどんなものを選んだらいいのか、おすすめを見ていきましょう。

両親へのお返し

自分の親へのお返し、ちょっと照れくさいかもしれませんが、よく知っている相手だからこそ、何が欲しいのかも分かりやすいはずです。好きな食べ物、お酒ならこれ、趣味に関連するものでもいいし、花束やブランド物のハンカチやネクタイ、2人で使ってもらえるペアグラスなどもいいですね。品物をプレゼントするのではなく、家族で食事する機会を設けるのもおすすめです。

祖父母へのお返し

金銭面で援助してくれることも多く、何かと孫を可愛がり気にかけてくれる祖父母。就職祝いも、他の人より高額になることが多いようです。そんな祖父母にはお返しもちょっと奮発したいと思うかもしれませんよね。就職祝いのお返しとしては、両親と同様に好きな食べ物やお酒、ペアグラスなどがおすすめ、定番のようです。

もしかしたら、年齢的に食事制限が必要だったりお酒を控えるように注意されている場合もあるので、食べ物やお酒ではなく実用性の高いもの、日常的に使えるメガネ立てやバッグ、湯のみなどもいいでしょう。

おじ・おばなど親戚へのお返し

小さい頃から可愛がってくれたおじ・おばなど、親戚へのお返しとしては、同居していたことがあったり近所に住んでいるなど距離が近ければ、好みを考えて品物を選ぶことができますよね。

逆に普段はあまり会うことがなかったり、好みや趣味が分からない親戚の場合は、自分ではなかなか買うことがないような、ちょっと高級なスイーツや食べ物を送ってはいかがでしょうか。記念になるような品物、形に残るものではなく、いわゆる消耗品がおすすめです。

恩師や先輩、親の友人などへのお返し

こちらの場合も親戚と同様に、消耗品を選ぶようにします。スイーツやブランドタオル、ハンカチなどのギフトの他、洗剤など日常使うものはもらっても困らないし喜ばれますね。

ちなみに、就職祝いの相場を調べてみると、

両親・・・30,000円~50,000円
祖父母・・・30,000円~100,000円
おじ・おば・・・10,000円~20,000円
それ以外の親戚・・・5,000円~10,000円
恩師・先輩など・・・5,000円~10,000円

以上がおおよその目安になります。
目安といってもその家庭によって異なりますし、基準があるわけではありません。しかし、基本的には血縁が近いほど金額が高くなるようで、両親よりも祖父母の方が高めになることが多いようです。

この金額の3分の1程度をお返しとして送ることになりますが、孫が可愛くてたまらない祖父母の場合なら、お祝いも多め。3分の1でもかなりの金額になるかもしれませんが、お返しは最高でも10,000円程度で大丈夫、無理して3分の1にする必要はありません。

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まとめ

就職祝いのお返しは、基本的に品物でお返しする必要はないといわれています。でももらいっぱなしで何も対応しないのは、社会人としてマナー違反になります。社会人になる前はお祝いをもらっても親が代わりに対応してくれたことが多いと思いますが、社会人になったら自分自身で対応するべきでしょう。

・お祝いをもらったら早めに電話やお礼状で感謝を伝える
・遅くても2~3日のうちにお礼のあいさつをすること
・メールやLINEでは失礼になるので注意

以上が品物でのお返しをしない場合です。お返しとして品物を送るのなら、

・もらった金額の3分の1を目安に
・初任給や初ボーナスが出たタイミングで
・相手の好みや趣味に合わせて品物を選ぶ
・自分では買わないような高級スイーツや食べ物などもOK
・お返しは高くても10,000円くらいまで

これらを踏まえてお返しを選ぶようにしましょう。