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着物をクリーニングに出すタイミングと頻度は?料金の相場など

2020 3/08
着物をクリーニングに出すタイミングと頻度は?料金の相場など

仕事関係で着ることが多い人以外、着物を着る機会はそれほど多くないかもしれませんよね。でも何か行事があるごとに着る人もいれば、たまたま必要な機会が続いたという人もいるでしょう。

衣類は着ればお手入れも必要、洗ったりクリーニングしたりしますが、着物の場合もクリーニングすることが可能のようです。でも滅多に着物をクリーニングに出さないのなら、どのくらいの頻度で出すべきか分からないし、料金なども気になりますよね。

今回は着物のクリーニングについて、詳しく調べてみることにします!

着物をクリーニングに出す頻度とタイミング

着物クリーニングの頻度は着物の種類にもよりますが、1年に何度も袖を通す着物でもシーズンの終わり、しまう前に1回でOKです。着物も着用に適したシーズンがあり、気温が低い季節なら「袷(あわせ)」、季節の変わり目である6月や9月頃に着用する「単衣(ひとえ)」、6月下旬から8月頃の暑い季節に着用する「絽(ろ)、紗(しゃ)」という風に切り替えます。

ですから、次のシーズンまで休ませて保管するというタイミングで、クリーニングに出すのがオススメです。よほどひどい汚れがついた場合は別として、シーズン中に何度もクリーニングに出さなくても良い、ということです。

一方で、普段それほど着ない着物の場合は、着用したらその都度クリーニングするようにします。例えば、振袖や留袖、喪服として着用する着物、訪問着などです。冠婚葬祭などの改まった席で着る着物なら、それほど頻繁に袖を通すことがないでしょう。

お葬式などが続いた時は頻繁に着用することもあるかもしれませんが、次はいつ着ることになるのか予測できないもの。出番がなくて長期保管する可能性もありますから、着るごとにクリーニングするようにしましょう。

着物は着た後に自分でお手入れすれば、クリーニングの必要はないという人もいますが、皮脂汚れたシミなどの汚れが付いた着物を保管しておけば、次回着る時にカビが生えていたり、変色や虫食いの恐れもあります。大切な着物なら自分でお手入れするだけでなく、定期的にクリーニングしてキレイにしておきましょう。

着物をクリーニングに出してたらどのくらいで帰ってくる?

着物をクリーニングに出したら、帰ってくる目安は1か月程度のようです。着物の種類や汚れやシミの有無、クリーニング店の混雑具合によっても差があるので、1か月もかからない場合もあり、それ以上かかる場合もあるでしょう。

着物は洋服よりもデリケートなので扱いが難しく、短時間で仕上げることができません。洋服なら即日仕上げが可能なお店もありますが、着物だとそうはいきません。また、ドライクリーニングによる丸洗いでは落ちない汚れ・シミをキレイにしてもらう場合なら、2~3か月かかることもあるので、クリーニング店でどのくらいかかるのかを確認しておいた方が間違いありませんね。

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着物クリーニングの値段の相場

着物クリーニングの値段、洋服に比べて高そうだと想像できますよね。着物クリーニングの値段の相場は、着物の種類やクリーニングの種類のよっても異なります。

・丸洗い(ドライクリーニング)の場合

振袖 7,000円~15,000円

訪問着 2,500円~10,000円

紬・小紋 2,000円~9,000円

長襦袢 2,000円~5,000円

・汗抜き

一反 1,000円~13,000円

・シミ抜き(一箇所) 500円~4000円

などです。お店によって値段に差がありますし、シミや汚れの状態によっても値段が違ってきます。丸洗いをお願いした場合、汗の汚れやシミには対応してくれず、残ったまま帰ってくることも。シミや汚れが気になる場合は、クリーニングに出す時にしっかりと伝えましょう。

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着物をクリーニングの出し方と注意点

着物をクリーニングする時の出し方・注意点について説明します。まず、着物のクリーニングは洋服のクリーニングとは違うということ。洋服は普通の汚れなら特に指示しなくても、クリーニングから戻ってきたらキレイになっているものですし、気になるシミや汚れを落としてもらいたいなら、その部分を伝えればOKですよね。

ところが、着物の場合はついた汚れやシミによってクリーニングの種類を変える必要があり、どのシミや汚れを落としてほしいのか説明し、それによってお願いするクリーニングが違ってくるのです。

例えば気になるのが汗ジミなのか、泥はねの汚れなのか、お醤油などの食べこぼしなのか、その部位を示して説明しないと、汚れが落ちていないままで帰ってくる可能性が高いです。

着物のドライクリーニングは「丸洗い」といいますが、これでクリーニングした場合は汗を落とすことができません。汗を落とすなら「汗抜き」を指定して洗ってもらう必要があります。

ですから、着物をクリーニングに出す時は事前にシミや汚れを確認し、出す時はその部分のクリーニングをお願いすることをしっかりと伝えましょう。また、以下についても確認しておきましょう。

ほつれ、穴あきの確認

もしクリーニングしたい着物にほつれや穴あきがあるのなら、クリーニングを行うのと同時にお直しをお願いできる場合があります。着物は洋服と違って自分でほつれや穴あきを直すことは難しいもの、プロにお願いするのが間違いなく、その点お直しできるクリーニング店なら安心です。

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クリーニング後の着物の保管方法

クリーニングしてもらった着物、保管方法にも注意が必要です。正しい保管方法について説明します。

ビニールがかけられていたら取り外す

クリーニングされた着物にビニールがかけられていたら、すぐに取り外します。そのままにして保管すると湿気がこもってしまいます。クリーニング店によってはビニールではなく「たとう紙」という着物を保管しておくための紙に包まれて戻ってくることがあります。たとう紙なら、湿気を吸収してくれるのでカビの発生を防ぐことができますから、そのままタンスなどに入れて保管することができます。

桐タンスや桐衣装箱に入れて保管する

着物を保管するのに最適なのは桐の和ダンスです。桐は通気性が高く虫よけ効果もあり、なんといっても和ダンスなので着物の出し入れがスムーズにできます。昔ながらの桐タンスはスペースを取るので、住宅事情によっては購入を検討しない場合も多いと思います。その場合はタンスではなく桐製の衣装箱がオススメです。手頃な価格で購入しやすく、クローゼットに入れることが可能な衣装箱もあるので、サイズの合うものを購入してください。

手軽に着物専用の保管袋でもOK

タンスや桐製の衣装箱よりも手軽に購入できるのが、着物専用の保管袋です。何枚も着物を持っている人向きではありませんが、枚数が少ないのならこちらで十分です。不織布でつくられていて通気性は良いのですが、保管場所の湿度には要注意です。抗菌・防虫加工が施されているものなら、より安心して保管することができるでしょう。

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まとめ

着物もクリーニングしてから正しく保管しましょう。

・着物をクリーニングに出す頻度はしまう前に1回でOK
・着物クリーニングの料金は、着物の種類や洗い方によって相場も異なる
・クリーニングに出し帰ってくるまでの日数は1か月程度
・クリーニングに出す前に汚れやシミをしっかり確認
・クリーニング店では落としたい汚れやシミを確実に伝える
・保管はたとう紙に包んで桐タンスや桐衣装箱がオススメ

着物の種類、汚れ具合によってクリーニング料金がかなり高くなることも。クリーニングに出して戻ってくるまでは、洋服を出した場合よりも日数を要します。洋服よりもデリケートでクリーニングも手間がかかる着物ですが、大切な着物なら正しくケア&保管して良い状態を保ちましょう。