MENU

ピラティスとは

2020 3/30

自分の体形を改めて確認した時、何でこんなことになったの?と愕然としたことはありませんか。若い時はメリハリのあるスタイルが自慢だった人でも、年を重ねることであちこちに余分なお肉が付き、ボディラインが崩れてきたと感じるものです。「これはヤバいことになってきた・・・!」と焦った時、どんな対策をしますか?

ダイエット、筋トレ、ヨガ。そうそう、「ピラティス」っていうのもありますよね。モデルやタレントもスタイル維持に行っているというピラティス、ヨガに似ているようですが別物みたいで、簡単なのが難しいのか、何に効果があるのかよく分からないという人もいるのではないでしょうか。

今回はピラティスについて、どんなエクササイズなのか、何に効果があるのかなど詳しく解説していきたいと思います。

ピラティスとは

ピラティスとは、1920年代にドイツ人従軍看護師の「ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティス」が考案したエクサイサイズです。元々は、負傷した兵士のリハビリのために生まれたエクササイズで、筋トレなど激しい運動が難しい人でも、体に負担をかけることなく筋力を強化できるようにつくられました。

ピラティスは西洋のヨガとも呼ばれ、実際にエクササイズを行っている様子を見るとヨガと似ていると感じられます。しかし、ヨガが静止するポーズが多いのに対し、ピラティスは常に動きながらエクササイズを行い、体幹やインナーマッスルを鍛えバランスのとれた体を目指すことができます。

ピラティスは、「10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で体のすべてが変わる」と、ピラティス創始者のジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスが説明しています。ピラティスは継続することで、リハビリだけでなくバランスのとれた身体づくりやボディラインを整える効果も期待できます。

ピラティスの効果

ピラティスを行うことで、どのような効果が期待できるのでしょうか?詳しく解説していきます。

姿勢の改善

意識していない体の「クセ」は、どんな人にもあるようです。例えば、バッグを持つ手がいつも同じ、右あるいは左と決まっていたり、立つときに重心をかける足がいつも決まっているなどです。

このようなクセになっている行動を毎日繰り返すことで、骨盤が歪んで姿勢が悪くなり体に負担をかけてしまいます。また、デスクワークが多い人なら猫背になりがち、正しい姿勢とはいえませんし、様々な体の不調を感じることもあるでしょう。

ピラティスを行うことで、左右の筋肉量を調整して体のクセをなおし、姿勢を改善することも可能です。歪みのある骨盤も正常な位置に戻すことができ、正しい姿勢を保つことで肩こり解消やむくみの改善、冷え性の緩和なども期待できるでしょう。

筋肉をほぐしてしなやかな体に

前屈や開脚など、体の柔軟性をチェックすると情けないほどガチガチ、曲がらないし開かない!という人も多いのではないでしょうか。ストレッチが日課になっている人なら、体も柔らかいと思いますが、普段それほど体を動かしていない人なら筋肉が緊張していることも多いです。

筋肉が緊張すると、ただ体が硬いとか曲がらないというだけでなく、体全体が硬直することで呼吸が浅くなったり、ケガをしやすくなったりもします。ピラティスを行うと、そんな筋肉の緊張がほぐれ関節の可動性もあがり、しなやかな体を手に入れることができます。これにより、ケガをしにくい体になれるだけでなく、ボディラインを整える効果も期待できるでしょう。

肩こり、腰痛軽減

肩こりや腰痛、マッサージやシップなどで対策しても効果はその時だけだったり、慢性化してどうにもならないと諦めてしまっている人も多いのではないでしょうか。肩こりや腰痛の原因は、ストレスや加齢などもありますが、最も重要な要素は「姿勢」にあるといわれています。

ピラティスを行うことでインナーマッスルが鍛えられ、体の歪みをなおし姿勢を正しく保つことができるようになり、肩こりや腰痛軽減の効果が期待できるでしょう。

もくじに戻る

マットピラティスとマシンピラティスの違い

ピラティスには「マットピラティス」と「マシンピラティス」の2つがあります。それぞれどのような特徴があるのか、解説していきます。

マットピラティスとは

ヨガと同じように、マットの上で行うピラティスです。ピラティススタジオ、スポーツジム、フィットネスクラブなどで行われている一般的なピラティスは、このマットピラティスになります。マットがあればどこでも気軽に行うことができ、重力に逆らって自分の体の重さを活用・負荷とするエクササイズが中心で、初心者にも向いている基本的なピラティスです。

簡単手軽に始めることができるマットピラティスですが、流れるような動きのエクササイズを正確に行うことが重要なので、慣れるまでは難しく感じるかもしれませんし、正しく動けていない場合はしっかりと効果を実感できないかもしれません。

また、間違った方法で行うことでケガをする恐れもありますし、自己流で行うことはあまりおすすめできないでしょう。やはりスタジオやジムを利用して、ピラティスのインストラクターに基礎を学び、正しい方法を身につけることが大切です。

マシンピラティスとは

マットピラティスがマットのみで行うのに対し、マシンピラティスは専用の機械・器具を使用して行うピラティスで、マットピラティスよりも幅広いエクササイズが可能になります。

機械や器具を使用するためマットで行うよりも難しいのでは、と思うかもしれませんが、実は高齢者やケガをしている人、初心者でも効果的にエクササイズを行うことが可能になります。マットでは難しいポーズでも、機械や器具を使用することで補助となり、上手に行うことができますし、マットとは違い負荷を調節することも可能です。

代表的なマシンに「リフォーマー」がありますが、日本ではまだあまりなじみがなく、こういったマシンを使うピラティスはプライベートレッスンであることが多く、敷居が高いという印象があります。リフォーマーはピラティスのマシンの中でも最も万能なマシンといわれていますが、その構造はとてもシンプルです。木のフレームにベッド部分の可動性キャリッジ、その下に並んでいるバネ、足をのせるバー、そして長いループがつながった2つのストラップ。

シンプルでありながら、体のすべての箇所に働きかけることが可能なマシンで、ケガや加齢のために通常のトレーニングが難しい人から、ダンサーやスポーツ選手まですべての人に効果的なエクササイズを提供することができます。リフォーマーを使用することで、50種類以上ものエクササイズが可能になります。

もくじに戻る

まとめ

ピラティスは、ヨガにも似ていることから「西洋のヨガ」とも呼ばれていますが、当初は負傷した人のリハビリのために考案されたエクサイサイズでした。マットひとつあればいつでもどこでも手軽に行うことができ、体幹やインナーマッスルを鍛えることでバランスのとれた体へと導き、ボディラインを整えたりダイエット効果も期待できるといいます。

元はリハビリ用に開発されたエクサイサイズなので、普段運動をしないという人や体力に自信がない人でも行いやすく、ハードな筋トレなどを行わず全身の筋肉を鍛えることができます。

最近はより効果的にエクササイズを行うことができる、マシンピラティスも話題になり、マシンを用いてレッスンを行うスタジオやジムも増えてきていますが、ピラティス初心者なら、まずはマットを使用してグループで行うマットピラティスから始めるのがおすすめでしょう。