地上波や無料のBS放送だけでは物足りない、もっといろいろなチャンネルを視聴したいからスカパーに興味があるんだけど、アンテナを立てるのが難しい・・・。そんな悩みを持っている人もいるのではないでしょうか。
でも実は、スカパーを視聴するのに絶対アンテナが必要というわけではありません。スカパーをアンテナなしで視聴する方法について、詳しく解説しますね!
スカパーを見るために必要なもの
一般的にスカパーを見るために必要なものといえば、やはりアンテナが思い浮かぶかもしれません。今回はアンテナなしで視聴する方法を説明しますから、それ以外に必要なものを見ていきましょう。
それはスカパーを視聴するための機能を備えたテレビ、またはDVDやブルーレイのレコーダーです。スカパーを受信するためには、110度CS対応のチューナーがテレビやDVD・ブルーレイのレコーダーに入っている必要があります。
2011年に完全に地デジに移行されたことで、日本国内で販売されているテレビはほとんどが110度CS対応デジタルテレビなので心配はありませんが、2011年以前製造の古いタイプのテレビなら対応していな可能性があります。
対応していないテレビの場合、別に110度CS対応のチューナーを用意するか、110度CS対応のチューナーが入っているDVDやブルーレイのレコーダーを用意しましょう。
スカパーをアンテナなしで見るには
110度CS対応デジタルテレビ、あるいは110度CS対応のチューナーが入っているDVDやブルーレイのレコーダーが用意できても、スカパーを受信できなければ見ることはできません。
一般的にはアンテナを立てますが、アンテナなしで見るにはどのような方法があるのか、2つの方法について説明します。
光回線で視聴する
インターネットで光回線を利用しているのなら、これを利用してスカパーを見ることができます。NTTのフレッツ光にはフレッツテレビというサービスがあり、これを契約することでテレビの視聴が可能になります。NTTのフレッツ光だけでなく、ドコモ光、ソフトバンク光などの光回線でもテレビサービスがあるので利用することができます。
しかし、光回線を利用していない人なら、その回線を導入する工事から始めなくてはいけませんし、アンテナを設置するのに比べ割高になってしまいます。そもそもインターネットを利用していない、利用するつもりがないのなら光回線で視聴するのはオススメではないかもしれません。
もともとインターネットで光回線を利用しているのなら、テレビサービスを申し込むことで工事費や基本料金が発生しますが、アンテナを利用したくない場合にはオススメの視聴方法といえるでしょう。
ケーブルテレビで視聴する
もし地元でケーブルテレビを契約できるのなら、スカパーを視聴できる可能性があります。すべてのケーブルテレビ局でスカパーが視聴可能ではないので、該当しているかどうかを確認してみましょう。
ケーブルテレビはアンテナなしでテレビを視聴することができますが、開通するためには工事が必要になります。また、スカパーを視聴するための費用だけでなく、基本料金も必要になるのでアンテナで視聴するよりも割高になってしまうでしょう。
しかし、もともと電波の入りにくい地域なら、アンテナよりもケーブルテレビの方が断然キレイな映像で視聴することができますし、天候に左右されることもなくいつでも快適にテレビを視聴することができるというメリットもあります。
集合住宅の場合、もしかしたらスカパーが見られるかも?(共同アンテナの設備があるかも)
集合住宅に住んでいる、またはこれから住む予定があるなら、共同アンテナに注目してみましょう。マンションなどの集合住宅の場合、もともとスカパーを視聴することができる設備が導入されていることがあります。
共同アンテナがBS/CS対応なら、アンテナ不要でスカパーを視聴することができます。もちろん、スカパーを視聴するために契約し基本料金や視聴料を支払う必要はありますが、設備があれば手間やお金をかけずに視聴を開始することができますね。
でもスカパーを見ることが可能なのかどうか、実際に確認してみないと分かりません。どのような方法で確認できるのか、説明していきます。
スカパーを見られるか確認する方法
今の状態のまま、アンテナを設置しなくてもスカパーを見ることができるのかを確認する方法です。どのように確認するのか、手順を説明します。
テレビ後ろのアンテナの差込口にケーブルをさす
テレビの電波を受信するためには、アンテナケーブルをさす必要があります。テレビの後ろに差込口がありますが、これは「地デジ」と「BS/CS」の2つあり、スカパーを見ることができるか確認するためには「BS/CS」にケーブルを差し込みます。
テレビのCSボタンを押して「161」にチャンネルを合わせる
テレビのリモコンのCSボタンを押し、次に番組表ボタンを押し、番組表画面が表示されたら「CS161」のQVCという番組にチャンネルを合わせてみます。
これで正常に番組が映ったら、BS・CSともに視聴可能でスカパーを視聴することができます。QVCは24時間テレビショッピングを放映しており、スカパーでは無料で視聴できるチャンネルです。
もしQVCを見ることができなければ、残念ですが共同アンテナはCS用ではありません。自分でアンテナを設置するか、他の方法でスカパーを視聴しましょう。
スカパーの申し込み方法
いくら受信可能な設備があるといっても、申し込まなければスカパーを見ることができません。QVCのような無料のショッピングチャンネルだけ見て満足・・・はできませんよね。
スカパーを申し込むのは、それほど難しくはないようです。わざわざ出掛けなくても、スカパー公式サイトから申し込むことが可能です。申し込む前に、B-CASカード/ACAS番号を確認しておきましょう。番号はテレビ・DVD・ブルーレイレコーダーに入っている、B-CASカードに記載されています。
テレビの場合、テレビ画面でB-CAS番号・ACAS番号を確認することもできます。
1.リモコンのCSボタンを押す
2.「3桁入力」や「10キー」「番号入力」などのボタンを押す
3.数字ボタンで「101」と入力
4.番号が画面右上に表示される
スカパーは申し込んでから約30分で視聴可能です。自宅ですぐに申し込みが完了するので、気軽に視聴を始められますね。
アンテナの設置もやってくれる
スカパーを見るためにアンテナを用意しなければならない場合、自分でやるのは面倒だと諦めてしまうかもしれませんよね。でも大丈夫、スカパーに新規加入で1年以上の契約をするなら、アンテナサポートというアンテナ設置サービスを提供してもらえます。
わざわざアンテナを買いに行かなくてもスカパーの方で用意してくれるし、取り付け工事もお得になるサービスで、安心してスカパーを視聴できるようになりますよ。
まとめ
スカパーを見たいけれどアンテナを設置するのが面倒、あるいはアンテナを設置するのが難しい場合でも、他の方法で見ることができますね。また、特別なことをしなくても今のままの状態でスカパーを見ることができるという、ラッキーな方もいるかもしれません。
集合住宅にお住まいなら、まずスカパーを視聴できる環境なのかを確かめてみましょう。もし視聴可能だと分かったら、いますぐ手続きして30分後にはもうスカパーを楽しむこともできますよ。
また、すでに光回線を利用していたりケーブルテレビを契約しているのなら、そちらを利用してスカパーを視聴することも可能です。アンテナでは電波を受信しにくい地域にお住まいなら、この際思い切って光回線やケーブルテレビに変更し、快適な状況でテレビ・スカパーを視聴するという方法もオススメですね。